今、2050年問題が良く語られるようになりました。世界の人口は90億人を超えると言われています。
2050年。今20代の人に取っては、まだ50代です。
その時まで、この今のシステムは果たして持続可能でしょうか?
戦後、世界は経済市場原理の元、発展してきました。
しかし、発展の裏で、豊かな自然・農業・暮らし・文化が支えたきた日本も、流通経済の波に飲まれて、
農業の衰退と密接に関わりながら、
一極集中・地方の没落・格差社会が進みました。
大量生産・コスト競争・拝金主義の中で生み出された膨大なモノの中にうもれて、
働くために都会に出る若者。
一体、働くとはどういうことだったかということを見失い、
個性が失われてしまった人たちが後を絶ちません。
そういった中で、行き場を失ってしまった人たちや、
ハンディを個性に変えれず就職が困難な人たち、
働く喜びを失った方々が、
衰退した日本の農業の一翼となることが、
新しい価値や未来を作っていくことに繋がることを確信しています。